令和7年度 処遇改善加算 職場環境等要件 取り組み

令和7年度 福祉・介護職員処遇改善加算等に基づく取り組みについて

株式会社のんびり家 就労継続支援B型すたぁと

 当法人は障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害サービス等及び基準該当障害福祉サービスに要する費用の額算定に関する基準に定める加算を取得し職員の賃金向上に努め、職場環境をより良くするための取り組みを行っています。


〇福祉・介護職員処遇改善加算について

処遇改善加算Ⅰを取得しています。

毎月支給しています。

グループ分け基準 

Aグループ

10年以上(同等の勤務)で国家資格(社会福祉士、介護福祉士)保持者の常勤職員


Bグループ 

Aグループ以外の常勤職員


Cグループ

Bグループで送迎等の業務を免除した常勤職員


〇キャリアパス要件について

福祉・介護職員の任用における職位、職責又は職務内容等の要件及び賃金体系を給与規定にて定め、全ての福祉・介護職員に周知しています。

人事評価制度による昇給制度を取り入れています。(4月)

国家資格の資格保持者に資格手当を支給しています。(毎月)

職員の資質向上の為、研修委員会を設置し、広く職員の研修への参加を行っています。

また、外部から講師を招き研修会を実施準備しています。


〇職場環境要件について

1.入職促進に向けた取組

法人理念に基づき、ビジョンとミッションを掲げ、取り組んでいます。

他業種からの転職者、主婦層、中高年齢者、経験者、有資格者にこだわらない幅広い採用の仕組みの構築をしています。(求人の際は無資格・未経験者歓迎と記載。)未経験者(他業種)からの採用実績2名。

学生の実習の受入れを積極的に行っています。


2.資質の向上やキャリアアップに向けた支援

研修委員会を設置し、職員の研修受講支援を行っています。

資格取得制度として受講料の1部を法人が立て替える制度を準備しています。

試験日1週間前を試験休暇として定め、勉強のための時間を確保する支援を準備しています。

上位者等によるキャリア面談などキャリアアップ・働き方等に関する定期的な相談の機会の確保により職員の資質向上を目指しています。(随時と定期3月)


3.両立支援・多様な働き方の推進

非正規職員から正規職員への転換を推進しています。

有給休暇が取得しやすい環境を目指して積極的に声掛けに取り組んでいます。(付与日数の内80パーセント以上を取得目標)


4.腰痛を含む心身の健康管理

短時間労働者等(週25時間以上勤務の方)含めた職員の健康診断を年1回実施しています。

危機管理委員会を設置し、事故・トラブルへの対応マニュアル等(交通事故対応マニュアル、苦情解決マニュアル)の整備の作成を進めています。

インフルエンザ予防接種費用の法人負担。


5.生産性向上のための業務改善の取組 

現場の課題の見える化(課題の抽出、課題の構造化、業務時間調査の実施等)を実践しています。

5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備を行っています(毎日:物品を定位置に整理して戻す。掃除機での施設内全体清掃。トイレ清掃を行い衛生チェック。消毒液を使用しての作業机等拭きでの清潔保持。1日の言葉使いや身だしなみの振り返り。)

業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減を行っています。 ・1日の全体的な予定及び指示の工夫による作業負担の軽減、出勤簿の工夫による事務負担の軽減を行っています。


6,やりがい・働きがいの構成

ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境や支援の改善を行っています。

定期的に利用者やご家族等との情報を交換する機会を設け、情報の共有(面談時に頂いた感謝の言葉など報告。)をしています(3月)